【小説】Episode 1 – 7:48 バイオリン工房 東葉銀座商店街ファントム発生事件

東葉銀座商店街事件 - 紫音と雷皇

◆東葉銀座商店街ファントム発生事件 Episode 1 7:48 白いバイオリンを抱えた女の子が、朝から工房へやって来た。 「……少し時間がかかるかもしれないけどいいかな?」 「うん。見てる。」 そう言って、いつもの椅子に座る。 作業を眺めたり、 紅茶を飲んだり、 他愛もない話をしたり。 別に急かすわけじゃない。 だけど―― 「そろそろかな。」 気づけば、何度目か分からないその言葉を口にしている。 「ははは。慌てるな。待つのも楽しみのひとつだ。」 「いつもそれ。早く弾きたいんだもん。」 磨き終えた白いバイオリンを見つめる目は、いつだって輝いている。 きっと、この子は本当にバイオリンが好きなんだろう。 🔻関連動画はこちら https://youtu.be/flFsoOIf18o

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